スーツ類
「体の保温」「体の保護」「浮力の確保」がスーツの主な目的です。
水中は陸上よりも熱が奪われやすいので、体温喪失(ヒートロス)を防ぐためにダイビングスーツを着用しなくてはなりません。
水温を考えてスーツを選びましょう。
スーツの種類と水温
■ウエットスーツ
素材はネオプレインゴムと呼ばれ、内部の多くの気泡により保温効果や浮力が高い性質を持っています。
オーダーメイドのスーツは保温性が高いので、特におすすめです。
ツーピース/ワンピース
シーガル/両面スキン
《片面ジャージの断面図》
■ドライスーツ
ドライスーツを使用すると、スーツと肌との間に水が入らないので、肌とドライスーツの間の空気層がウエットスーツより高い保温効果を発揮します。
ネオプレインタイプは生地自体に保温効果があり、ナイロン製のシェルタイプ(ファブリックタイプ)はかさばらず携帯性にすぐれています。
インナースーツで保温効果の調節ができ、内部の空気層を調整するために、排気バルブと吸気バルブがついています。
スーツによっては足に排気バルブが付いているものもあります。
シェルタイプ/ネオプレンタイプ
■フード
水中では体熱のほとんどが首と頭部より喪失されるため、水温が低い海で潜るときにはフードを使用します。
ウエットスーツとフード付きベストを一緒に使用すると、より大きな保温効果が期待できます。
フード/フード付ベスト
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