■空気の組成
空気中には、私達に必要な酸素はわずか約21%しかなく、残りの大部分(約78%)は私達に必要のない窒素です。
■呼吸と循環のメカニズム
口や鼻は気管につながって気管支となり、その先にはブドウの房状の肺胞が無数にあります。
肺胞には毛細血管が取り巻いており、その面積はテニスコート半分ほどもあります。
肺胞では酸素を体内に取り入れ二酸化炭素を排出する、ガス交換が行われています。
息をこらえて血中の二酸化炭素濃度が増すと、脳の呼吸中枢が刺激されることで次の呼吸を促します。
■水中での呼吸法
水中では圧縮された密度の高い空気を呼吸することになるので呼吸に労力を感じることがあります。
また、レギュレーター分の死腔が増え、十分な換気が必要となります。
従って、水中ではゆっくり大きな呼吸をする必要があります。
息を充分吐ききることが呼吸法のポイントです。
■空気の消費量
水中で全速力泳いでいる時や緊張した時は呼吸が速くなります。
ダイビングでは、全速力で緊張して泳ぐ必要はなく、ゆっくりとリラックスした動きをする事が大切です。
また、体の大きい人は、小さい人に比べて空気の消費は多くなるので、空気の残圧には注意が必要です。
ゆっくりとリラックスして
行動しましょう
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