呼吸
■ハイパーベンチレーション
スキンダイビングで用いられる呼吸テクニックで、深く早い呼吸を数回繰り返すと、体内の二酸化炭素濃度が低くなり、息ごらえの時間を長くすることができます。
しかし過剰に行うと二酸化炭素濃度が非常に低くなり、必要な呼吸を促す指令が呼吸中枢に出される前に酸欠を起こして、意識を失ってしまうことがあります。
特に水面近くで意識喪失は起こり、シャローブラックアウトと呼ばれます。
非常に危険ですので、過剰なハイパーベンチレーションは行ってはいけません。
ハイパーベンチレーション
■スキップ呼吸
一回呼吸するたびに息ごらえをする呼吸法をスキップ呼吸といいます。
空気の節約ができるように思えますが、実際には血中の二酸化炭素濃度が高くなり、呼吸中枢が刺激されて呼吸量が増えます。
また、スキップ呼吸によって血中の二酸化炭素濃度が高くなると、頭が痛くなったり吐き気がおこります。
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