■リバースブロックと圧平衡
浮上することにより、体にかかる圧力は減少します。
それに伴い体内の空気は膨張し、空洞の壁が押されて痛みを生じます。
これがリバースブロックと呼ばれる障害で、スクイーズと逆のメカニズムで起こります。
日常のリバースブロック
各空洞のリバースブロック
●中耳
浮上中に鼓膜に痛みを感じる場合には、痛みを感じなくなる深さまで戻りましょう。
あごを前後左右に動かしたり、唾をのみこんで、リバースブロックを解決します。
リバースブロックになっている耳
圧平衡がとれた耳
●副鼻腔
潜降時に無理な圧平衡を行いスクイーズのために副鼻腔内で出血を起こしてしまった時などは、リバースブロックが起きることがあります。
体調不良の時や、副鼻腔がうっ血しているような状態の時は、鼻血が出ることもあります。
そのような場合には、ダイビングを中止しましょう。
正常な副鼻腔
リバースブロックになっている副鼻腔
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