■安全停止

浮上中により多くの窒素を排出することは、減圧症の予防につながります。
無減圧潜水可能時間の範囲内であっても、安全停止を行うことが推奨されます。

安全停止は、1分間に10mを超えない速度で潜水深度5mまで浮上し、3分間の停止を行います。
潜降ロープなどがある場合には、潜水深度5mの位置につかまって、3分間魚や水中の景色などを見ながらリラックスするよう心がけましょう。
より安全なダイビングを行うために、すべてのダイビングで安全停止をしましょう。



●減圧停止や安全停止にかかる時間は、浮上時間と同様に、潜水時間に含まれません。



【ダイブテーブル用語】

■減圧停止
万が一、無減圧潜水可能時間を超えてしまった場合、過剰な窒素を排出させるために、浮上前に定められた深度に定められた時間停止すること。

■安全停止
無減圧潜水可能時間内の潜水であっても、安全のために浮上前に5mで3分間の停止をすること。


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