■ダイビング終了後の飛行機搭乗可能時間 3
ダイビング終了後、十分な休息をとらずに飛行機への搭乗や高所移動を行うと、減圧症になる可能性があります。
人体を構成する組織には個人差があるため、ダイブテーブルの理論上の結果にかかわらず、ダイビング終了からできるだけ長時間経過した後に、飛行機搭乗や高所移動をすることをお薦めします。
尚、日本の研究者は、ダイビング終了から24時間以内の飛行機搭乗や高所移動を避けることを勧めています。
また、航空機搭乗可能時間は、ダイビングポイントや地域によって、規則で定められていることがあります。
飛行機搭乗可能時間が定められている場合には、必ず守りましょう。
例えば、アメリカのダイビング専門機関が公表している飛行搭乗可能時間と高所移動可能時間のガイドラインは以下のものです。
@1日1回のみの潜水についは12時間
A1日に複数回潜水した場合や、1日1回のみの潜水を数日連続して行った場合は18時間
B減圧を必要とする潜水を行った場合は18時間をこえてできるだけ長時間
【ダイブテーブル用語】
■飛行機搭乗可能時間
水面休息時間表の飛行機マークで示された時間で、潜水後飛行機に搭乗できるまでの時間を表しています。
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