◆海洋実習中の注意4
■危険な呼吸法
スキンダイビングで用いられる呼吸テクニニックで、深く早い呼吸を数回繰り返すと、体内の二酸化炭素濃度が低くなり、息ごらえの時間を長くすることができます。
しかし過剰に行うと二酸化炭素濃度が非常に低くなり、必要な呼吸を促す指令が呼吸中枢に出される前に酸欠を起こして、意識を失ってしまうことがあります。
意識喪失は特に水面近くで起こり、シャローウォーターブラックアウトと呼ばれます。
非常に危険ですので、過剰な呼吸法は行ってはいけません。
また、肺破裂の危険性があるので、潜水中のスクーバダイバーから水中で空気をもらうことも禁止です。
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