◆海洋実習中の注意5
■光と色
水中では、魚の大きさが実際の大きさよりも大きく(3分の4倍)見えたり、実際の距離よりも近く(4分の3倍)に見えます。
これは、光が水中から空気中(マスク内)へ入る際に屈折するためにおこる現象です。
ですから、ロープなどにつかまろうとして手を伸ばしても、思ったより遠くてつかめないというようなこともあり、注意が必要です。
また、海の深さが増してくると色がくすんで見えてきます。
最初に赤がくすんで見え、次にオレンジ、黄色、緑、最後に青という順序でくすんで見えるようになります。
これは、色(太陽光)が水に吸収されるためにおこる現象ですが、水中ライトで照らすと鮮やかな水中の世界を見ることができます。
光の吸収
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