◆海洋実習中の注意6
毒を持つ生物2
■タコ
特に大きなタコに吸盤で吸い付かれると、体の自由を奪われて危険性です。
ヒョウモンダコは、青い輪紋を持つ美しいちいさなタコです。猛毒を持っており、かまれると命に関わるほど危険です。
いたずらをしなければ、かまれたり吸盤で吸い付かれたりすることはないでしょう。
■クラゲ
クラゲのほとんどが触手の刺胞に毒を持っています。
カツオノエボシなど、猛毒を持つクラゲもいます。
■アンボイナ
強力な毒針を持っていて攻撃されると、死に至ることもあります。
■ウニ
ガンガゼなど、ウニのトゲは鋭く折れやすく、ウエットスーツも突き通し、皮膚に刺さります。
イイジマフクロウニやラッパウニのように神経毒を持つものもあります。
ガンガゼ
イイジマフクロウニ
■オニヒトデ
サンゴ礁に住み、太く鋭いトゲには毒があります。大発生してサンゴを食べつくしてしまいますが、サンゴガニやホラ貝が、サンゴをオニヒトデから守っています。
■シロガヤ/クロガヤ
岩等についている鳥の羽毛に似た生物です。
うっかり触れるとチクチクと痛み、赤く腫れ、数日間痛みとかゆみが取れません。
■ファイヤーコーラル
サンゴと良く似た生物で、熱帯地方のサンゴ礁に多く分布しています。
うっかり触るとやけどのように痛み、数日間、腫れて痛みとかゆみを伴います。
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