◆海洋実習中の注意7

攻撃性のある生物

攻撃性のある生物のほとんどが防衛本能によるもので、生物を刺激しなければ、被害にあうことはありません。

■バラクーダ

ある程度の大きさまでは、大きな群れをなしていますが、老成してくると単体で餌を採るようになります。鋭く尖った歯は危険です。



■サメ

多くのサメは、血のにおいや水しぶきで興奮する場合があります。
サメが現れたら、落ち着いて水底などでじっとしていましょう。
パニックを起こして暴れると、サメを挑発しかねません。



■ウツボ

岩のすき間から顔を出しています。餌付け等をしているとウツボが餌と間違えて指を噛むことがあります。いたずらをしなければかまれません。



■ダツ

ダツ科の魚は鋭く長いくちばしを持っており、水面近くで生活しています。光に集まる性質があり、夜間は照明に突進してきます。
ダツのいる海域でナイトダイビングをする場合は、ライトを水面近くで水平方向に照らさないようにしましょう。



■ゴマモンガラ

暖かい地域に生息しており、産卵期にテリトリーに入ると、人間にも攻撃します。サンゴを噛み砕くほど鋭い歯を持っています。


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